黑鳥
表示
概要
関連文献
姓氏家系大辞典
和名抄、土佐國安藝郡に黑島〓ありて、久呂止利と註す。又越後國四蒲原郡に黑島邑ありて、式內魚沼郡川合神社の社記に「廉平五年十一月廿九日、鎭守府將軍源賴義·阿部貞任を誅す。東征成るの翌年春·皈洛す。八幡太郞義家、次男賀茂次郞義綱、共に有り。然る所に、黒鳥兵衞尉一平と云ふ者、柵を構へ隱を報んとす。義家、義綱と相計りて攻め寄せけるに、柵の傍、沼深く、兵士進みがたし。時に義家士卒に命じて、橇を佩かしむ。仍りて客易に渉り越えて亂れ入リ戰ひ、終に誅戰を被ふる。其の首を土中に埋み、榎を栽えて標とす。然るに塚墳·鳴動して靜かならず。此に於いて、義綱相計りて、其の傍に八幡宮を勸請し、彼の惡靈を守護有リければ
(太田亮『姓氏家系大辞典 第2巻』磯部甲陽堂(1943年)1151頁)