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香取(4)

提供: 氏族家系データベース

概要

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姓氏家系大辞典

4香取社々職延喜式、大藏省條に物忌·香取二入、宮司、禰宜「祝、各一人」と。宮司は後·大宮司と稱し、祠宜·祝は大福宜·大祝と云ふ、前者は遷代の官にして、後の二者は上世以來の世襲職なり。舊事考に「大宮司大中臣氏は式所載の宮司·是れ也。當時六年を限りて遷替、或は京官、或は土著、時に隨つて補任す、未だカトリカトリカトリ大 甞つて定職と爲さざる也。觀應中の太政官符を觀るに『秀廣の解狀に傅く、當社神主職は、大明神垂跡以來、秀廣祖先數代相傳の所職にして、政所の下文·分明也』と。是れ秀廣が自ら言ふ所にして、未だ必ずしも信ずべきにあらず。然りと雖も定職と爲るも、亦其の來るや久矣。大福宜大中臣氏は式所載の両宜是れ也。世界にして相傳す。建久、寛喜の下文に見えたリ。大祝呂氏は式所載の視·是れ也。物忌は今廢す。其の餘の祠官·惣計八十餘員、各々舊職を守りて祭祀に供奉す。叙任、執奏は一條家に係かる」と。大體要領を得たり。卽ち大〓宜、視は古來の社家にして、大宮司は中古·中央より置くもの、始めは世襲職にあらざりし也。後世の社家については、郡志に「大宮司家は右大臣大中臣〓萬〓の孫清暢を始祖とす。後に至り大中臣氏·此の地に居住して、數世相承け、神孫香取氏と婚姻を結び、互に相倚頼して、兩流恰も一家の如くなれり。大福宣家は經津主命の子なる天苗加命の裔·香取連秋雄を以つて祖とし、嫡流相承け、神宮内院の事を掌る。寬喜元年·關白家政所の下文に『當社大禰宜職は、元と秋雄の時より實澄の世に至る九代、敢へて異論なく、補し來る所なり』云云と。近世大宮司家は祿·百五十九石餘、大福宜家は百十四石を分配せリ。宮之介、權福宜、物申祝、國行事、大視、副視、以上の六家を六官と云ふ。總撿按、權之介、行事、禰宜錄司代、田所家、案主、高倉目代正、檢非違使、權檢非違使、分飯司、以上の十家を奉行と云ひ、大小祭祀の事務を分擔す。大神主、四郞神主、大長手等八家を内院神主と云ひ、内院、供餅等の事を勤仕す。押領使、六郞視、酒司、修理撿按、〓之長、油井儀仗、大細工、土器判官、秀屋長、神子、別當等の廿七人を庭上神官と云ひ、外陣一切の祭式を奉ず。角案主、雉子判官、田令判官等の六人を膳部所と云ひ、神候調進の事に預る。兵衞大夫以下七人、一切の神樂を奏す。物忌、八乙女、及び命婦八人、神夫十人、惣べて八八六人あり」と見ゆ。

(太田亮『姓氏家系大辞典 第2巻』磯部甲陽堂(1943年)1151頁)

系図綜覧(記事名の出現頁・OCR照合)

  • 『系図綜覧』(国書刊行会編、1915、国立国会図書館デジタルコレクション)第一:138頁
  • 『系図綜覧』(国書刊行会編、1915、国立国会図書館デジタルコレクション)第1:137頁
  • 『系図綜覧』(国書刊行会編、1915、国立国会図書館デジタルコレクション):140頁

本朝武家諸姓分脈系図(記事名の出現頁・OCR照合)

  • 『本朝武家諸姓分脈系図』(写本、国立国会図書館デジタルコレクション)巻[271]:33頁、46頁、53頁

華族類別譜(記事名の出現頁・OCR照合)

  • 『華族類別譜』(柴山典編、1884、国立国会図書館デジタルコレクション)(明治16年)上巻:102頁
  • 『華族類別譜』(柴山典編、1884、国立国会図書館デジタルコレクション)附録 巻之1:131頁、132頁、133頁、134頁
  • 『華族類別譜』(柴山典編、1884、国立国会図書館デジタルコレクション)附録 巻之2:51頁

新撰姓氏録考証(記事名の出現頁・OCR照合)

  • 『新撰姓氏録考証』(栗田寛著、1900、国立国会図書館デジタルコレクション)下(巻11-21):174頁、268頁、334頁
  • 『新撰姓氏録考証』(栗田寛著、1900、国立国会図書館デジタルコレクション)巻之17:4頁
  • 『新撰姓氏録考証』(栗田寛著、1900、国立国会図書館デジタルコレクション)巻之21:19頁
  • 『新撰姓氏録考証』(栗田寛著、1900、国立国会図書館デジタルコレクション)巻之11-21:173頁、333頁

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