藥(1)
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概要
関連文献
姓氏家系大辞典
藥師を氏名としたる也。1 (和)藥使主大和の藥師の使主にて、醫衛製藥を司る、藥部の長なり吳族にして、姓氏錄左京諸蕃に「和藥使主、吳國王照淵の孫智聴より出づる也。天國排開廣庭天皇(證欲明)御世、使·大伴佐尼比古に隨ひ、內外典、藥書、明堂圖等、百六十四卷、佛像一驅、伎藝調度一具等を持ちて入朝す。男香那使主·天萬豐日天皇(證孝德)の御世、牛乳を献ずるに依り、姓を和藥使主と賜ひ、度本方書一百三十卷、明堂圖一卷、藥曰一、及び伎藥一具を奉る。今·大寺に在る也」と見ゆ。後に宿禰を賜ふ。三代格に和藥使主福德·見ゆ。2 (後部)藝使主高麗族にして、好氏錄、左京諸甚に「後部藥使主、高麗國人大兄憶德の後より出づる也」と見ゆ。後部條參照。3 (和)藝宿禰和藥使主の後にして、貞觀六年八月紀に「左京人右近衞將曹·正六位上和藥使主弟輩、式部位子·從八位下和藥使主安主、兵部位子·從八位下和藥使主黑麻呂等、使主を改めて宿禰を賜ふ。其の先は吳國人智聰也」と見ゆ。そ心腹、同十一年正月紀に右近衛將監和藥宿禰弟歲と云ふ人あり。4 (倭)藥氏高麗族にして、倭藥使主の族なり。正倉院天平感應元年文書に見ゆ。
(太田亮『姓氏家系大辞典 第2巻』磯部甲陽堂(1943年)1151頁)