萬木(和源氏土岐氏族)
表示
概要
関連文献
姓氏家系大辞典
條參照。〓和源氏土岐氏族上總國実隔郡萬喜邑(萬木)より起る。戰國の頃、土岐氏·此に居リ里見氏に屬す。巳にして北條氏に降り、里見氏の逐ふ所と爲る。土岐、里見等の條を見よ。氏人は甲陽軍艦に萬木少弼(土岐彈正少弱爲頼)あり、里見十三將の一なリしが、國府臺役後、北條氏に屬し、天正十一年卒、その男賴春也(國志)。野史に「萬喜賴春は世々上總萬喜城(本富山)主なり。故を以つて族を萬喜と稱す。祖父賴房(上總國海雄寺墓碑銘には賴元に作り、房總記に爲廣に作る)は美濃土岐の族なり。後來りて安四氏に富し、里見義豐に屬す。戰ある每に先鋒となり、彈正少弼と稱し、總州を蠶食し、城を夷隅郡萬喜に築きて焉に據る。明應元年五月卒す。父を賴定(房總記、慕碑銘等には爲頼に作る)、彈正少弼と稱す云々」と。三五、相傳へて近郡を侵掠し、武名稱々張る、傾邑殆んど十萬石なりと云ふ。
(太田亮『姓氏家系大辞典 第6巻』磯部甲陽堂(1944年)5678頁)