猿女(4)
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概要
関連文献
姓氏家系大辞典
4猿女君猿女の首長にて天鈿女命の奇なり。古事記に「天宇受賣命は、愛女君等の祖」と。また「故れ爾に天字受賣命に詔して、此の御前に立ちて仕へ奉る所の獲田毘古大神は、專ら顯はし申す所の汝送り奉れ。亦其の神の御名をば、汝負ひ仕へ奉れと。是を以つて、發女君等は其の發田毘古の男神の名を負ひて、女を發女君と呼ぶこと是れ也」と見ゆ。其の他、天神本紀に「天鋼賣命は、猿女君等の祖、」また「天鋼賣命は、猿女の上祖」to又古語拾遺に「天鈿女命は、是れ發女君の遠祖也、」と見え、書紀にも「猿女君の遠祖天鈿女命」など多くあり。四宮記に、「猿女は縫殿祭の解に依りて、内侍奏して之を補す」と載せ、裏書に「猿女を貫する事、弘仁四年十月廿八日、猿女公氏の女一人を、縫殿察に進む。延喜廿年十月十四日、昨·尙侍奏す、縫殿寮·申す、薄田福貞子を以つて、韓田海子·死闘の替と爲さんと請ふと。天曆九年正月廿五日、右大臣券す。縫殿察·申す、官符を大和近江國の氏人に給ひ、猿女三人の死闘の替に差進めんと」など見えたリ。蓋し大和國本貫か。
(太田亮『姓氏家系大辞典 第3巻』磯部甲陽堂(1943年)2279頁)