片輪(8)
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概要
関連文献
姓氏家系大辞典
8備前の加治氏佐々木流加地氏なり、其の祖盛網·藤戶合戰の軍忠に據り、兒島を領し、一族當地に榮ゆ。飽浦、田井、倉田、兒島等皆此の族也。當國上道郡に可知〓あり、蓋し加治氏自己の稱號と音の通ずるを理由として、兼併せしならんか。氏人は貞永式目追加に「備前國小島莊の地頭加治太郞左衞門、」金山寺元德三年の官符に「加治五郞三郞、」又太平記卷七に「備前の守護加治源二郞左衞門、一戰に利を失うて、兒島を指して落ちて行く」と、又八に「加治源太左衞門尉、」また梅松論尊氏上洛條に「五月十五日、備前國兒島に着給ふ。當所は佐々木の一族の所領なる間、加地筑前守堵近く假御所を造リ.御風呂杯たて、御休息あり」とまた太平記丗二に「加地三郞、」其の他「加地筑前守」(貞治勅撰歌人)、「加地備前守時方などあり。下りて天文の頃、飽浦氏と爭ひ、加地終に合戰打ち負けて、舟に乘り京師に逃る(備前軍記)。
(太田亮『姓氏家系大辞典 第2巻』磯部甲陽堂(1943年)1151頁)