津刈蝦夷
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概要
関連文献
姓氏家系大辞典
蝦夷族の一種にして、津刈、卽ち後の津輕の地に在リし民族名なり。齊明紀元年七月條に「難波朝に於いて、北蝦夷(北は越)九十九人、東蝦夷(東は陸奥)九十五人を饗し、井せて百濟の調使一百五十人に設く。仍りて柵養蝦夷九人、津刈蝦夷六人に、冠·各々二階を授く」と見え、又四年條に「淳代·津輕二郡領を定む云々。津軽郡大領馬武大に乙上を、少領靑蒜に小乙下を、勇健者二人に位一階を授け、別に馬武等に、鎗旗廿頭.皷二面、弓矢二具、鐘二領を賜ふ」とあるも、此の旅中より出でし人なるべし。また同五年條に「津輕郡蝦蟻一百十二人、其の處四人、」など見え、同紀引く伊吉連博德書に「天子(唐高宗)·問ひて曰く、蝦夷は幾種ぞやと。使人謹みて答ふ、類·三種あり、遠きは都加留と名づく、次は虛蝦夷、近きは熟蝦夷と名づく」とあり。
(太田亮『姓氏家系大辞典 第4巻』磯部甲陽堂(1944年)387頁)