栗原(1)
表示
概要
関連文献
姓氏家系大辞典
和名抄、遠江國敷智郡に驛家郷、こは延喜式の栗原驛に當るとぞ。次に甲斐國巨摩郡に粟原郷を收め、久利波良と註す、しかるに後世本郡に其の遺跡なくして、山梨の東郡、於曾、能呂の間に此〓和源東艦卷二十一に、栗林加藤次あクリナミ-クリノクリノイ-クリハヤクリハラ二一八九 の邑名存す。よりて議論多く、予輩にも管見あれど、關係薄すければ略す。拙著甲斐を見られたし。次に下總國匣瑳郡に栗原〓、後世香取郡に入る。また葛飾郡に栗原郷あり。次に常陸國筑波郡に栗原〓(新治郡栗原村)あり。信太郡楯縫社の天文二十年寫經數に「田中荘栗原〓長福寺云々」と。次に美濃國不破郡に栗原郷、陸奥國に栗原郡(久利波良)ありて栗原郷(陸前)も存す。次に越後國頸城郡に栗原〓あり、久里波良と註す、今栗原村と云ふ。次に美作國眞嶋郡、長門國豐浦郡等にも栗原郷(久利八良)見え。其の他、大和、武蔵、下野、備後等にも此の地名あり。
(太田亮『姓氏家系大辞典 第2巻』磯部甲陽堂(1943年)1151頁)