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平(1)

提供: 氏族家系データベース

概要

関連文献

姓氏家系大辞典

身は府語の實を耗す。臣才質空虚と雖も、猶ほ冀くば家を破り、國の爲にし、夫の公費を思ひ、內·私心に抜し。因りて諸子の王名を除き、諸臣と齒列を同うし、宗室の繁蕪を削り、歲時の藤賞を省かんと欲す。然りと雖も、女子の薩は一身に留り、祿子に及ばず、其の降過に於て、或は悲吟すべし。篇かに見る、宗門の唱姓は多し、臣の意欲する所は平朝臣に在り、請ふ女子を除非し、所有る男兒は、皆平朝臣の姓を賜はらん。亦復諸姪の希望するものは、同じく此に預からん矣。骨肉を天然に願み、深愛存すと雖も、塵洞を國用に添へん。篤誠傾企、是に至りて之を許す」と見えたり。その後また元龜元年十二月紀に「無位高平王·姓を平朝臣と賜ふ。贈一品萬多親王の孫、正四位下正行王の男也」とまた元慶四年正月紀に「左京の人·文章生無位有相王·姓を平朝臣と隔ふ。有相は、從五位下行越中介平朝臣定相の第也」など見えたり。而して尊卑分脈に「萬多親王-正行王(兄弟兩人、高蹈、高居と平姓を賜ふ)、弟正躬王(大宰大貳、彈正大弼、參木、左大辨、正四下、貞觀五五一卒、六十五才)-住世(正親正、肥後介、長門植守、大判事)」と。その弟に基世、助世、尙世を載せ、「兄弟四人·平姓を賜ふ」20又正躬王の第に保世、繼世、家世、益世、是世、經世、煎世、行世等を擧ぐ。

(太田亮『姓氏家系大辞典 第4巻』磯部甲陽堂(1944年)387頁)

系図・系譜

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