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小池(9)

提供: 氏族家系データベース

概要

関連文献

姓氏家系大辞典

9安達の小池氏中山邑の名族にして、積達館基考に「中山村の小池某は、御入封以前よりの里正にて、古き家の由、猪苗代盛種よりの證書等も持ち傳へたり。奉公稼ぎ有るに付ての證書なれば、相應の人數を持ちたるなるべし。然らば中山の館を專にせしものは、卽ち是れならんか」とo天正十六年戊子三月九日文書に「小池近右衞門殿、」と。又「重ね〓〓奉公申し付けられ候。東條兵庫介名代、所領共に、進め置き候。殊に後目。池須川野、小田の役を相添へ遣し置き候。末代に於いても相違あるべからず。後日の爲、仍りて證文如件。天正十八年庚十二月十二日。平盛種(判)。王丸(判)。小池近衞殿」とo 10藤原北家字都宮氏流宇都宮氏の後にて、「半左義勝-源兵衞春好-彌次兵衞義久」等、寛政系譜に見ゆ。家紋三頭左巴、鶴丸。11小野崎氏流小野崎系圖に「義昌義篤公の男)-宣政-隆政(向豐前二男)-木工之介(小池名代)」と見ゆ。12武藏の小池氏當國に此の氏多し。先づ新編風土記、秩父郡の卷に「小池氏(皆野村)。先祖小池左馬助は、慶長の頃の人、其の父を彌八郞と云ひ、其の父左馬助は北條氏邦に仕へ、十六歲の時、勘氣をうけ死を賜ひければ、彌八郞を甲州より迎へて養子とせしより、此所に居住すと云ふ。慶長年時に鑿ちし池とて、圓中に百間許の泉水あり。宅の正南に武甲山兀立L、震より異に及びて箕山打續き、擔外に連り、岩石の間より飛泉注ぎ、或は筧などもて水を引きて池にそゝげり。池に臨める古松、砌に時てる奇石、いと景趣ありて、其の詠め殊に好し。土人稱して郡中第一の庭と云ひ、かなたこなたより山下八郎時重-時春山下十奮時次小徳太郎左 コイケコイケコイケ-コイシ二二五四も、游覽者多く來ると云ふ。池中の岩上に小祠ありて辨天を安ず。甲州より往昔持參せし者なりと云ふ、」と載せ、又足立郡湧巢に小池氏あり。第十四項を見よ。又岩槻城主太田氏の家臣に小池長門守あリ.子孫加藤條第二十項を見よ。埼玉郡にも存す。又在原郡にあり、大平條第四項を見よ。又文祿二年文書に「小池準人之助」見ゆ。13中國の小池氏太平記卷二十九、陶山又次郎高直の一族郞黨に「小池新兵衞」を載せ、其の奮戰を傳ふ。又山名時氏配下の將に「小池中書」あり、美作國篠葺城を攻む。又美作吉野郡栗井家臣に小池氏見え。又石州津和野龜井藩の側用人に小池氏あり。14紀伊の小池氏日高郡の小池庄より起る〇一族には、名草郡山口に小泉奥太夫、日高郡小松原村地士小池孫市(和歌山藩より原米五口を賜ふ)、又藤井村地士小池甚七、小池德右衞門等、續風土記に見え、また新編武藏風土記、足立郡條に「小池氏は、畠山尾張守政長の幕下、本國紀州日高郡小地の領主なれば、則ち其の地を以つて名とせるなり。享保元年、同十三年の兩度に書上せし由緒書を、此の家に藏せり。其のあらましに、先祖主計助は北條氏茂に仕へ、豆州發向の時、其の手に屬し、相州小田原に居住し、其の子長門守は故有りて當國岩觀市宿に居り、功勞あるにより、鴻巢頷の内、原地を砦にきづき、天文二十年九月朔日、彼の市宿より、この所へ來り、市宿新田と名付けたり。後東照宮·小田原御陣の事終りし後、御覺狩として、忍の御城中へ御成の時、先祖隼人助御迎に罷り出で、御案内をなせしに、其の時居宅御旅館となり、物所持の御扇子を下され、今より後、是をもて定紋となし、小十人格の郷士となリ、御軍役を心得べき由、其の頃、隼人助居宅の地へ御殿を御建て、そこをば隼人助守り奉れり。隼人助が子三郞左衞門は多病なれば、弟川藤喜兵衞、大塚將監なるもの、次いで御殿の守りをなせり。其の時も御目見ゆるされ、御紋付の御上下、及び白銀を賜はれり」と見ゆ。15雜載その他、田中家臣知行割帳に「三百三十石小濵佐平次、」秀康卿給帳に「「九百五十石小池半右衞門、」また加越能三州志、江沼郡檜屋壘條に「方入相傳ふ、小池甚兵衞、此の係に居たりと。年曆暨ひ何人なるか、考ふべからず」と金澤前田藩用人に小池氏あリ(武監)。京都上賀茂社々家に小池氏、平氏と稱す。白山宮御幸速名に小池拾助、武家禮節の師に小池甚之尤。安中板倉藩重臣に小池氏。水戶藩修史局總裁に小池友賢(母は室鳩葉の魅又小池友識等あり。又京極 給帳に「三百石小池萬五郞、三百石小池萬五郞」堀尾山城守給帳に「千石小池外記、百五拾石小池奥八郞、百三拾石小池儀右衞門、」鯖江藩に「小池處舟」あり、又近江、伊勢、山城、陸前、志摩、美濃、陸奥などに存す。

(太田亮『姓氏家系大辞典 第2巻』磯部甲陽堂(1943年)1151頁)

華族類別譜(記事名の出現頁・OCR照合)

  • 『華族類別譜』(柴山典編、1884、国立国会図書館デジタルコレクション)上巻皇別:135頁

新撰姓氏録考証(記事名の出現頁・OCR照合)

  • 『新撰姓氏録考証』(栗田寛著、1900、国立国会図書館デジタルコレクション)上(巻1-10):301頁
  • 『新撰姓氏録考証』(栗田寛著、1900、国立国会図書館デジタルコレクション)下(巻11-21):48頁
  • 『新撰姓氏録考証』(栗田寛著、1900、国立国会図書館デジタルコレクション)巻之4:8頁
  • 『新撰姓氏録考証』(栗田寛著、1900、国立国会図書館デジタルコレクション)巻之12:9頁
  • 『新撰姓氏録考証』(栗田寛著、1900、国立国会図書館デジタルコレクション)巻之19:49頁
  • 『新撰姓氏録考証』(栗田寛著、1900、国立国会図書館デジタルコレクション)巻之11-21:47頁

系図・系譜

関連論文

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