云(8)
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概要
関連文献
姓氏家系大辞典
8源姓紀伊國の豪族にして、續風土記、郡賀郡眞國莊條に「莊司。天文の舊記に、高岡右近の家は眞國の莊司たることを載せたり。又四五百年前の文書に『眞國志賀下司公文職、貴志次郞入道』といふあリコ又關藏人あり」と見ゆ。而して同庄宮村丹生高野明神社條に神主、地士、高岡右近。養垣內に住す。高岡の家に、生絹に櫻の紋を朱にて附けたる長一丈五尺許、朱の横引三所にある旗と、長五尺同紋にて八幡大菩薩と書きたる吹貫あり。此の家は莊中にて舊家なれども、先年火災に罹りて、文書等を燒失したれば、今にては事の始末詳かならず。莊中と公訴のことありて、延享中裁許の狀に云ふ、高岡右近の家は、天正の舊記に、眞國の莊司とあり。因リ莊中〓配の頭と定む」と。燒遺リの文書に、嘉吉三年、正平十六年、天文七年、正應三年等あり。其の文書に眞國南殿といふあり、高岡の家なるべし。「高岡の先祖は源正行とて、大塔宮に仕へたる家なりといふ。又養垣内は、皆高岡の家の譜代の者なりといひ傳ふ。右近の家に影向の間といふあり。天野祖主の家の如し。佛寺の內佛の間といふに似たり」と。又勝谷村「城山。傳へ云ふ、織田信孝高野貴の時、砦の後なり」と。
(太田亮『姓氏家系大辞典 第3巻』磯部甲陽堂(1943年)2279頁)