丹和(1)
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概要
関連文献
姓氏家系大辞典
1多米連神魂尊五世の孫天日鷺命の後と稱す。其の四世孫小長田命は、成務朝、大炊寮に仕ふ。其の飯甚だ香美、よりて特に嘉名を賜ひて、多米連と云ふ。多米はタメツモノのタメにて、善味の意也蓋し此の氏·大炊の事に與るより此の氏を賜ひしなり。政事要略第二十六卷に引く多米宿福本系帳に「天皇·御躬ら國の大歡を爲し給ふ。然る時、供御の大飯·巳に聞食さず。仍りて氏人等を召して、御飯を作らしめ、特に詔勅を被る。小長田命·御飯を作り備へ、進御の時、平けく聞〓さる。卽ち詔を垂れて偏く、仕奉りし御飯·甚だ香美はしく、平服けく聞食さる。故に小長田命をば召し給ひ、特に嘉名を賜ひ、朕が御多米と負せ賜ひ、多米連と詔リ定めらる也。爾の時大歆の政を賜ひ、亦御田の職に仕へ給ひ、天皇の御贖の政を賜ひ掌りて、仕へ奉りき」と見ゆ。此の氏·天武朝、宿禰姓を賜へど、猶ほ姓氏錄、左京神別に「多米連、多米宿禰と同祖、神魂命五世孫天日和志命の後也」と云ふも見えたり。
(太田亮『姓氏家系大辞典 第4巻』磯部甲陽堂(1944年)387頁)