「靑墓」の版間の差分
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2026年5月30日 (土) 13:21時点における版
概要
関連文献
姓氏家系大辞典
美渡國不破郡青墓より起る。青墓の長者·史上に名あり。蓋し不破韓族の裔か。名細記に據れば、保元物語に美濃國の住人平野平太(卷の二)とあるは内記平太行違の事にて、其女一人は六條判官爲義の妾と爲り、四子を生む、一人大炊と云ひ青墓の驛の長の家を保つと云ひ、又同書卷の三、義朝幼少の弟悉く失はるゝ事の條に、內記平太とあるは、美濃國住人內記平大夫ゆきとをが子靑墓の大炊が弟也と云んぐ、果して事實なるや否や詳かならず。此の長者の事は平治物語義朝敗軍東走の條に、「義朝は兎角して美濃國靑墓宿に着き給ふかの長者大炊が娘延壽と申すは、頭殿御志淺からずして女子一人おはしましけDo夜叉御前とて十歲に成り給ふ。」とあるを初見とし、賴朝生捕らるゝ事の條に夜ヌ御前の身投げの事を記し、母の延壽は頭殿にも後れ奉り、その形見とも思ひ慰めし姫君にも別る」と記し、又東鑑賴朝が靑波賀驛に於いて長者大炊が息女等を召出されて認頭あり。故左與麻(義朝)都鄙上下此處に向ふ、毎度此の所に止宿せしめ給ふの間大炊は御寵物たりしなり。仍りて彼の舊好藤を重んぜらるゝの故か」と記せり。